ポジポジ病ってなに?

FX初心者にありがちな傾向として、ポジポジ病という言葉があることをご存じでしょうか。ポジポジの「ポジ」とは、ポジションのことです。FXはポジションを持ってそれを決済することで差益を狙ったり、スワップ収入を得たりして行う投資です。ポジションを持たないことには何も始まらないので、何とかしてポジションを持ちたいと思いすぎることを、ポジポジ病といいます。

特にスワップ狙いの人にとっては、「今こうしている間もポジションを持っていれば今日のスワップ収入が得られる」と考えやすいので、ポジションを持っていないと落ち着かなくなります。

しかし、ここで「ポジションを持っていないことには何も始まらない」と言いましたが、実際にはそんなことはありません。出していた注文が約定せずポジションを持たなかったとしても、注文を出すために相場分析をしたはずです。それがたまたま約定しなかっただけで、次のチャンスを狙えば良いのです。そうやってコツコツと相場と向き合っていればチャンスが巡ってくる確率も高くなるので、ポジション保有に結び付かなくても問題ではないのです。

ポジポジ病にならないよう、「次もチャンスはいくらでもある」という感覚を忘れないようにしてください。



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