チャートってなに?テクニカルってなに?

前回、FXトレードのための相場分析にはファンダメンタルズが必要であるというお話をしました。今回はそれと双璧をなしている、もうひとつの重要要素です。「チャート」もしくは「テクニカル」、さらには「テクニカルチャート」とも呼ばれている技術です。

FXの投資対象である通貨ペアは、常に価格が変動しています。その変動した記録をグラフ化したものがチャートで、いわゆるローソク足だけでなくさまざまなチャートの種類があります。

例えばボリンジャーバンドというチャートは、相場の過熱感や上下の限度などを知るヒントをくれますし、一目均衡表はそれ以外にも相場の節目や現在の好調・不調を知ることができます。

オシレーター系と呼ばれるチャートでは相場の温度感を知ることができるため、買われすぎなのか売られすぎなのかを知ることによって相場の今後を知るヒントとなります。

このようにチャートは相場展開という「未来」を知るためにとても役立つツールであるの同時に、市場参加者の多くが同じチャートを見ているのでチャートの示唆通りに動きやすくなります。相場は多数決の世界なので、多くの投資家が見ているチャートを見ておくのは、その意味でも意義があることなのです。



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