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金融緩和の行方
アベノミクスは安倍内閣が推し進める経済政策ですが、そこには3つの段階があります。それを第一の矢、第二の矢、といった表現で呼んでいるのはご存じの通りです。
最初に放たれた第一の矢は行きすぎた円高や株安の是正で、黒田バズーカと呼ばれるほど大規模な金融緩和を行った結果、見事に円安と株高に誘導されたので、ひとまず第一の矢は成功です。
実はこの金融緩和は、以前から何度もやるべきだと指摘されてきました。アメリカが早くから金融緩和でドル安に誘導をしたことで輸出産業が競争力を高め、強いアメリカ経済の足腰を支えました。日本は依然として円高を放置したままだったので輸出産業はたまらず海外に拠点を移したわけです。
しかし、その局面はアベノミクスによって一変。日本も世界の主要国がやってきた金融緩和、いえ自国の通貨安競争に参戦したわけです。
これが成功したことを受けて、今度は欧州や他の主要国も追随する動きを見せています。金融緩和という言葉だけだと分かりにくいですが、要するに自国の通貨をじゃんじゃん発行してお金の流通量を増やすという意味です。
通貨流通量が増えるデフレが克服されインフレになるので、自国の通貨は価値が薄れて通貨安になるわけです。通貨安になれば輸出製品の価格が下落するので競争力が向上するので、現在各国は通貨安競争を演じています。
このことは、FX投資家にも密接に関わりがあります。どこかの通貨をロングで保有したとしても、その国の通貨当局が通貨安に誘導するような金融緩和を発動したらロングポジションが損失を出してしまいます。
まさに通貨価値のなすり合いという状況なので、より為替相場に対する態度が強いところが勝つという様相です。そうなると弱くなるのは欧州?というわけで、次回は欧州の金融緩和事情についてお話ししたいと思います。
最初に放たれた第一の矢は行きすぎた円高や株安の是正で、黒田バズーカと呼ばれるほど大規模な金融緩和を行った結果、見事に円安と株高に誘導されたので、ひとまず第一の矢は成功です。
実はこの金融緩和は、以前から何度もやるべきだと指摘されてきました。アメリカが早くから金融緩和でドル安に誘導をしたことで輸出産業が競争力を高め、強いアメリカ経済の足腰を支えました。日本は依然として円高を放置したままだったので輸出産業はたまらず海外に拠点を移したわけです。
しかし、その局面はアベノミクスによって一変。日本も世界の主要国がやってきた金融緩和、いえ自国の通貨安競争に参戦したわけです。
これが成功したことを受けて、今度は欧州や他の主要国も追随する動きを見せています。金融緩和という言葉だけだと分かりにくいですが、要するに自国の通貨をじゃんじゃん発行してお金の流通量を増やすという意味です。
通貨流通量が増えるデフレが克服されインフレになるので、自国の通貨は価値が薄れて通貨安になるわけです。通貨安になれば輸出製品の価格が下落するので競争力が向上するので、現在各国は通貨安競争を演じています。
このことは、FX投資家にも密接に関わりがあります。どこかの通貨をロングで保有したとしても、その国の通貨当局が通貨安に誘導するような金融緩和を発動したらロングポジションが損失を出してしまいます。
まさに通貨価値のなすり合いという状況なので、より為替相場に対する態度が強いところが勝つという様相です。そうなると弱くなるのは欧州?というわけで、次回は欧州の金融緩和事情についてお話ししたいと思います。
2018年04月29日








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