南シナ海の領土問題をどう見るか

不思議なことに日本ではあまり報道されていませんが、中国と東南アジア諸国の間には深刻な領土問題があります。

南シナ海には小さな島がたくさんあって、それぞれの島に対して近隣の諸国が領有権を主張しており、時にはそれが領土紛争にも発展しています。

主な当事者となっているのは、フィリピン、マレーシア、ベトナムなどです。これらの国々の近くにある島のほとんどを、ことごとく中国が自国の領土であると主張しています。どう見ても中国から遠く離れている場所にある島々まで領土だと言い張っているのでさすがに無理があるのではないかと思いますが、それを堂々と言ってのけるのが国際政治です。

そして、こうした領土問題が時には大きな地政学リスクを引き起こします。

最近もフィリピンやベトナムが設置した設備などを中国が破壊したことがあって、その際には戦争を意識する投資家もいたため円高になったことがありました。

なぜ円高?と思われると思いますが、これは単にドルが売られただけで安全性の高い日本円に資産が逃避しただけのことです。いわゆるリスクオフの流れです。

今後も南シナ海では波高しと思えるような事態が何度も起きることでしょう。そのたびに為替相場は少なからず影響を受けるので、FX投資家は大いに注視しておく必要があります。


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