今は有事の日本円買い?


かつて、世界で戦争など経済に対して悪影響を及ぼす出来事があると、世界のマネーはスイスに逃げるという法則がありました。

スイスは永世中立国であり、世界で最も安定した銀行業で栄えている国でもあります。かつての第二次世界大戦の際にも中立を貫き、連合国側、枢軸国側それぞれの資産を安全に管理したことでも知られています。
今でも大規模な災害や戦争が起きた時はスイスフランが高くなるという動きが見られますが、もっと大きく動く通貨があります。

それは、日本円です。

日本円の場合はスイスフランのように戦争などモロ地政学リスクというよりも、経済の状態が悪い国からマネーが待避する通貨という意味合いが強いように思います。

アメリカの雇用統計が悪ければドル円下落(円高)、EUの経済が思わしくなければユーロ円下落(円高)という具合です。

こんなに借金まみれの財政ですが、それでも世界は日本経済に対して大きな安心感を持っています。手持ちの資産を日本円にしておけば目減りすることなく安全に維持できるという認識が広く浸透しているからです。
戦争などの地政学リスクでも円買いに反応する投資家は多くなっており、近い将来はスイスフランのような役割を担うことになるかも知れません。


コメントは下のボタンを押して別ウィンドウから投稿できます。