意外に大きいアフリカの影響力


地政学リスクとFXの関係を考える時、どうしてもFXトレードに登場する通貨ペアの国ばかりに関心がいきがちです。

しかし、外国為替市場というのは実に複雑に関わり合っているので、メジャー通貨に関係のない国の情勢であっても、地政学リスクとして意識されて為替レートに影響を与えることがあります。

代表的なのは南アフリカ共和国の情勢です。南アフリカについては南アランドという通貨がFXでも頻繁に取引されるので、ご存じの方も多いと思います。

南アフリカは資源国なので、資源の需要が高くなるとランドも高くなるという動きを見せますが、それと同時に南アフリカはアフリカの国として政情不安を抱えている現実があります。

南アフリカ自身はアパルトヘイト政策も今は行っておらず、真っ当な国になる歩みを続けています。経済発展も順調で、アフリカで最も豊かな国とまで言われています。

しかし、国土の北側は不安定なアフリカ諸国と国境を接しており、これらの国から流入してくる難民やテロ組織の活動などに手を焼いています。

アフリカ中央部は今も大変治安が悪く内戦も頻繁に起きているので、こうした国々の政情不安が南アランド相場に影響を与えることは容易に想像がつきます。

これらのアフリカ諸国で何かネガティブな事件が起きたら、南アランド売りです。



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