レバレッジとの正しい付き合い方その2

最大のレバレッジである25倍に設定をすると、メリットだけでなくリスクも25倍になると前回述べました。このことが意外に周知されていない気がするので、この問題を解消する方法として正しいレバレッジとの付き合い方を解説したいと思います。

レバレッジは今でこそ最大が25倍ですが、かつてはそうではありませんでした。100倍以上は当たり前、筆者が知っている限りでは400倍のレバレッジを設定できる口座もありました。

もしレバレッジ400倍で1万ドルを購入するとしたら、必要になる証拠金はわずか2500円です。これはつまり、2500円の損失が出たら強制ロスカットになるということです。ここまでくると、丁か半かのサイコロ博打に近いものだと思います。

正しいレバレッジとは、自分が考えている「最大これくらいは一時的に損失が出るかも」と思っているレートになってもロスカットにならない倍率です。筆者は初心者の方には5倍程度を推奨しています。
なぜ5倍程度までなのでしょうか。


筆者は、FX初心者の方に最適なレバレッジとして5倍程度を推奨しています。その理由は、「ちょっとしたレート変動で一喜一憂しなくても済む」からです。1ドル=100円で1万ドル買ったとすると、レバレッジ5倍なら証拠金は20万円です。結構な金額が必要になりますが、逆に少々のレート変動でロスカットの危機を迎えることがなく、1日中相場画面に張り付いていなくてもFXと向き合うことができます。

特にスワップトレードといってスワップ収入狙いで高金利通貨の買いポジションを長期保有する場合は、レバレッジが低ければ低いほど安全です。豪ドル円の買いポジションを持つ場合、最大で25%程度の円高(つまり豪ドル安)が起きることを想定しておくべきなので、25%の含み損に耐えられるレバレッジでなければなりません。

そうなると、3倍や5倍といったレバレッジが現実的で、長期的にスワップが貯まってきたらそれに伴ってレバレッジを高くしていっても構いません。スワップトレードをお考えの方は、特にレバレッジには関心を払うようにしてください。




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