地政学リスクと外為相場その10 自然災害

地震、雷、火事、親父。

昔の人が言った、怖いものの例えです。この4つのうち天災が2つも含まれています。3つ目の火事についても、自然災害から引き起こされることもよくあります。

日本での大きな自然災害と言えば、やはり東日本大震災が頭から離れません。今もなお復興は道半ばで、なかなか過去の出来事となるには時間も掛かりそうです。

その東日本大震災が起きた時、為替相場はどう反応したかご存じでしょうか。

当日は平穏だったのですが、徐々に被害の大きさが明らかになってくるにつれて株価にも影響を与え始め、爆弾を落とされたかのような超円高が起きました。

これも株安が起きたことに嫌気をした動きと、資金をリスクオフにしようとした日本人投資家が多かったことが理由だと言われています。

つまり、今後も日本で大きな自然災害があった場合は超円高が起きる可能性があるということです。外国で大きな自然災害があった時の反応は一概に言えませんが、日本では南海トラフ地震が以前から指摘されており、これが現実になった時は超円高に備える必要があるでしょう。

自然災害は人間にはどうすることもできませんが、立派な地政学リスクとして考慮に入れておくことは不可欠です。




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