地政学リスクと外為相場その8 米国の選挙結果

ここ最近、アメリカでは民主党がことごとく選挙で負けています。

言うまでもなく今のオバマ大統領は民主党の大統領なので、これらの選挙結果は民主党の人気が無くなっていることを示しています。

民主党の政策でもありますが、オバマ大統領もどちらかというとハト派で、外交や軍事政策よりも国内の福祉に目を向ける政権なので、これが国内では弱腰だと見られているようです。

アメリカは二大政党制なので、もう一方の共和党は積極財政でタカ派という真逆の政策を掲げています。イスラム国の事件や数々の世界情勢を見るとアメリカの関与が薄れていることで台頭しているのではないかと思えるような勢力も多いので、アメリカ国民はそれを敏感に感じ取っているのでしょう。

そもそも「世界の警察」を自認する国なので、なおさらだと思います。

さて、この流れが続いて民主党が負け続けて時期大統領選挙でオバマ大統領に代わって共和党の大統領が就任すると、為替相場にも大きな影響を与えそうです。

すでにオバマ大統領は2期目で、アメリカの大統領制は2期までしか再選が認められていないので、オバマさん自身は選挙結果にかかわらず自動的に任期満了となります。ただ、その次も民主党の大統領が選ばれるかというと、おそらくそれは無理でしょう。

そうなると積極財政路線が復活し、「強いアメリカ」を何が何でも実現しようとする政策が出てきます。これが経済を強くさせれば良いのですが、行き過ぎた財政出動でインフレ傾向になってしまうとドル安→円高という流れを作ります。

タカ派の共和党が戦争を起こすとなるとさらにその傾向は強くなり、スイスフラン高や円高、そしてドル安を招きます。




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