ドラギバズーカ

欧州経済は各地で噴出した危機の影響もあって、景気は後退局面、物価はデフレが進行する状態にあります。これはかつての日本が長らく苦しんでいた「空白の10年」と非常によく似ていて、このまま放置しているとEU全体が長期間の不況に苦しむことになります。

それはマズいとばかりに、欧州の中央銀行であるECBが遂に大規模な金融緩和という決断を下しました。ECBの総裁はドラギという人なので、日銀の黒田総裁が放った「黒田バズーカ」になぞらえて「ドラギバズーカ」と呼ばれています。

その規模、約1兆ユーロ。日本円に換算すると130兆円以上の規模です。これだけのユーロマネーが市場に出回ることで物価下落を食い止め、政策金利も下げることで投資を呼び起こそうというわけです。

まさに、アベノミクスそのものの経済政策が欧州で展開されようとしています。

これが本格的に発動すると、短期的に起きるのはユーロ安です。ユーロドル、ユーロ円ともにユーロが下落するということは、相対的にドル高、円高が起きることになります。

まだドラギバズーカがどれほどのパワーを発揮するかは不透明な部分がとても多いのですが、こうした経済政策が存在することはFX投資をしていく上で非常に重要なキーになると思います。




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