FXはギャンブルなのか?

FXは今や、一般にも広く浸透したとても人気の金融商品です。

「たった1年で○万円の利益!」「ごく普通の主婦が○万円稼いだ!」などなど、大儲けを煽るような宣伝文句は相変わらずで、FX人気が高いことを図らずも裏付けています。

こういう射幸心を煽るような宣伝文句が多いと、またぞろ出てくるのがFXギャンブル説です。一攫千金があるということは、その逆に大損もあるので、これはもはやギャンブル以外の何者でもない!というわけです。
本来、FXが主戦場としている外国為替市場はそういう目的のためにあるわけではありません。異なる国同士の商取引で支払いに流通している通貨を両替するための場所で、それぞれの国の経済力を背景とした実体を反映するために自由変動相場を採用しているだけです。

健全に機能しているとアダム・スミスが言った「神の見えざる手」によって価値の均衡が保たれ、経済情勢を反映したレートで取引されるはずです。

しかし、FXトレードをしている人にそんな認識を持っている人はほとんどいないでしょう。安い時に買って高くなったら売る、高い時に売って安くなったら買うというように、キャピタルゲインのみを追求するのがFXトレードです。豪ドルやトルコリラなどが最近は人気ですが、これらの国に移住する予定があったり、これらの国と商取引をするために通貨を買おうという人は、FXの世界にはいません。

FXはギャンブルではありませんが、キャピタルゲインばかりに目が行ってしまうと、その国のことに関心を持つことなく売買をしてしまいがちです。これだとギャンブルだと言われても仕方ないので、外国為替相場が何のためにあって、そこで行われている取引の本質を知ることも重要だと思います。





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