今時の外為は大暴落とは言わない?

ドル円が一夜にして5円下落したとしたら、今では大暴落という表現が使われます。

さすがにドル円は5円動いただけでも大きな事件なので、同じことが他の通貨ペア(特にポンド円や豪ドル円など)で起きたとしても、あまり大きな事件だとは思われません。

これらの通貨ペアで事件だと言えるのは、1日で10円以上動いた時でしょうか。

こうした動きが事件だと言われるのは、実は最近のことです。そうなる前の外国為替相場というのは、もっと大きな値動きが当たり前でした。

ドル円が1日で30円動いたということも珍しくありませんでしたというと、どうですか?そんなに動いたら危なくてポジションなんか建てられないと感じる方が多いのではないでしょうか。

まだ今のようにFXが一般的に普及しておらず、また現在のようにインターネットが普及していなかった頃というのは、為替相場に投入される資金の金額も今ほど大きくはありませんでした。そのため流動性が小さいことから値が飛びやすく、上記のようにドル円が1日で30円動くということが頻繁に起きていました。

今では個人のFX投資家が多数参戦していることもあって、外国為替市場全体の投資金額が飛躍的に大きくなりました。投資金額が大きくなるということは分母が大きくなることでもあるので、昔のような値動きは中々起きなくなっています。

つまり、今のFXで大暴落と言われているような値動きは、昔の相場から見れば大したことはないのです。





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